楽器演奏者&歌手の方へ 60分で音色が変わる身体と心の使い方

音楽の好きな人が音楽を生涯楽しむことをサポートしたい!という想いを込めたブログです。

音楽の「今」と「瞬間」

こんにちは。

楽器演奏者&歌手専門カウンセラー

川原里沙です。

 

「今」と「瞬間」、

きっと人によって感じ方は様々だと思います。

 

「今」と「瞬間」を同じものだととらえる人もいれば

違うものだと思う人もいるでしょう。

 

 

私にとっては「今」と「瞬間」は違うものです。

 

「今」は少し幅のある時間、その時々によって尺が変わるイメージです。

そして「瞬間」は本当に瞬間。

0.1秒の世界のような、あっという間に過去になってしまう時間です。

 

音楽療法の勉強をしていたとき、

音楽を聴きながら「瞬間」を感じるということをしていました。

 

すると、「今この瞬間」に鳴っている音楽をとらえようとするので、

とらえようとする音楽の一瞬前に鳴っていた音楽が

どんなものだったのか全く記憶に残りませんでした。

 

一瞬一瞬を切り取って聴いている感じなので、

音楽を聴いていても「音が流れている」という感覚が全くありません。

 

でも不思議なことに、

その瞬間に流れた音の雰囲気や空気感はとても鮮明に伝わってきました。

 

そして同時に、音楽以外の周りの音、

聴いている部屋の空調の音や一緒に聴いている人たちの息遣いなども

よく聞こえてきました。

 

 

本当に一瞬の「瞬間」に全力で意識を向けると

自分の中に入ってくる情報量が増えるようです。

 

いつもとは違う世界を垣間見たようでおもしろい体験でした。

 

 

音楽は流れる芸術ですから、

その流れを意識して練習したり、イメージしたり、演奏したりすると思います。

 

でももしかしたら、「瞬間」を切り取るように演奏する曲と向き合ってみたら、

また違う表情を発見することもあるのかもしれません。

 

 

 

 

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緊張を味方にして本番を楽しむ方法

こんにちは。

楽器演奏者&歌手専門カウンセラー

川原里沙です。

 

最近、私のまわりの人たちから本番を控えているという話を

いろいろと聞きます。

レッスン教室での発表会、定期演奏会などなど・・・

 

そこでバジル・クリッツァ―さん

著書「音楽演奏と指導のためのマンガとイラストでよくわかる

アレクサンダー・テクニーク入門編」の中で紹介している

 

世界的アレクサンダー・テクニーク教師キャシー・マデンさんが考えた

緊張していても実力を発揮する方法

 

「アドレナリンサーフィング」

 

を私が読んだ解釈でお伝えします。

 

詳細を知りたい方は、ぜひバジルさんの本を読んでみてください。

アレクサンダー・テクニークについて分かりやすく書いてあるので

おすすめです!

 

 

緊張しているときには、アドレナリンという物質が分泌されます。

では、アドレナリンはどんな働きをしているものなのでしょう?

 

本番を控えているような興奮や緊張を感じやすい状態になると

身体は交感神経が活発な状態になります。

そのときに体内に分泌されるのがアドレナリンです。

 

アドレナリンが放出されると

心拍数が増え

血圧が上がり

血糖値が上がり・・・

という反応が起こります。

 

だから緊張するとドキドキするんですね。

 

ドキドキするとあまりよくないもののように感じてしまいますが

体中に全力を発揮できるように栄養を行き届かせてくれているんですね。

 

このアドレナリンを味方につけよう!というのが

アドレナリン・サーフィングです。

 

アドレナリン・サーフィングでは3つのことを提案しています。

 

1つ目は、頭に浮かんでくることを全て声に出して言います。

 

 本番前日の夜や当日の朝、本番直前など

本番が近づいてくるほどいろいろな感情が湧き上がってくると思います。

 

「失敗したらどうしよう」

「うまくできるかな」

というネガティブなものも

「本番、楽しみ!」

「今までの成果を発揮してやる!」

というポジティブなものも。

 

こういった感情を浮かんでくるままに口に出して言ってみます。

口に出すことで自分がいる「今」に自分の視点・意識を戻します。

 

頭の中だけで自分の気持ちと向き合っていると

感情が次から次へと浮かんで感情の無限ループにはまってしまいます。

 

でも本番前に1番目を向けたいことは

「自分が本番で何をするか」

という具体的な行動のはずです。

 

 

2つ目は、自分の5感をめいっぱい感じてみます。

 

自分が立つステージ、客席、舞台裏、舞台袖、控室など

自分が過ごす空間、空気、景色、におい、音、感触などを

5感を使っていろいろ感じ取ります。

 

ここでも「今」の自分に意識を向けます。

 

そして、会場をいろいろと感じ取ることで

馴染みのない場所という緊張を増すような要素を

見知った空間として落ち着ける空間に変えることもできるかもしれません。

 

 

3つ目は、自分の好きなことや好きなものを声に出して言います。

 

好きなことを思い出していると、楽しい気持ちになってきます。

この「好き」という気持ちで、本番で最高のパフォーマンスをするための

エネルギーを高めます。

 

以前、オーケストラで1時間以上の曲を演奏したときに

途中でふっと集中力が切れたことがありましたが、

好きなことを思い出したら、集中力が復活したことがありました。

 

 

以上、私なりの解釈でお伝えしました。

 

詳しく知りたい方は、バジルさんの著書をお読みください。

アレクサンダー・テクニークについて知りたい方にもおすすめしている本です。

マンガとイラストでよくわかるアレクサンダー・テクニーク 入門編: 音楽演奏と指導のための

  • 作者: バジルクリッツァー
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「できない」と自分を否定するよりも

こんにちは。

楽器演奏者&歌手専門カウンセラー

川原里沙です。

 

いろいろな自己啓発やコミュニケーションの本などに

ネガティブな表現よりもポジティブな表現を使いましょう

ということが書かれています。

 

身体に「どんなふうに動いて欲しいか」の指示を伝えるときにも

否定形よりも肯定形の方が伝わりやすくなります。

 

 

そのことを考えていたら

引き寄せアドバイザー・コーチ MACOさんの

「ネガティブがあっても引き寄せは叶う!」

という本のことを思い出しました。

 

こちらの本です。

 

ネガティブがあっても引き寄せは叶う!

 

 

 引き寄せの本はポジティブ発想を促すものが多いのですが、

私はそこに違和感を感じていました。

 

ネガティブな私も私ですから、

その私のことも大切にしてあげたかったんです。

 

それを大声で認めてもらえたようで、

読んでいて心地よかったのを覚えています。

 

本の中では

 

ネガティブな自分との向き合い方について、

自信がなくても、不安に思ってもOK!と言っています。

不安に思った後に「でも私は〇〇をやる」と決め直せばいい

と書いてありました。

 

本を読み終えてから、

早速やり始めてみたら楽しくなったのを覚えています。

 

 

私が今、学んでいるアレクサンダー・テクニークでも

身体のことを意識し続けることをしますが、

「忘れていることに気がついたら、またそこから意識しなおせばいい」

と言われます。

 

 

今の自分、ありのままの自分をそのまま認め、

認めたうえで、また意識しなおすというところが

似ているなと思います。

 

 

ネガティブな自分や、出来ない自分、忘れてしまう自分、

それも自分なんですよね。

 

でもそれを「だめだ」と否定する必要はなくて、

できない自分に気がついたら、そこからまた改めて出発すれば、

ちょっとずつでも前に進んで行くのだろうと思います。

 

1歩が小さ過ぎて不安になっても

それを1年、3年、5年と続けていれば、「大きく進んだな」と

振り返ることができるのかもしれません。

 

 

 

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自分の声を使って心と体をスッキリさせる方法

こんにちは。

楽器演奏者&歌手専門カウンセラー

川原里沙です。

 

以前、お坊さんによる声明(しょうみょう)の講座に参加したことがあります。

 

声明というのは

仏教でお坊さんがお経を読む際に用いる声の出し方のことです。

声明にはいろいろな音程の声があり、

お坊さんの奏でる音楽ともいえるかと思います。

 

講座の中で、

声を出す時の母音の出し方のお話がありました。

「あいうえお」を発声する時、

 

「あ」はおへそから40~50cm前のあたり

「い」は首のあたりを後ろから引っ張られているような感じ

「う」は頭のてっぺんから上に引っ張られているような感じ

「え」は口から前に真っ直ぐに前へ

「お」は「あ」と同じようにおへそから40~50cm前のあたり

 

を意識するのだそうです。

 

お坊さんのお手本の後に

私も母音ごとに方向性を意識しながら発音してみました。

 

 

母音の方向を意識しながら、1つ1つ母音を出してみると

いつもより声が出しやすくなったように感じました。

 

 

話は変わりますが、

 

自分で声を出すことで

心を落ち着かせたり、ニュートラルな状態にするという方法があります。

 

「あ」「お」「う」「え」「い」

 

の順に1つ1つの母音を2秒ずつくらい伸ばして順番に言っていきます。

 

私は「心がざわついている」と思うと

この順番で母音を何度か唱えます。

 

すると、心が落ち着いてきます。

 

声明の講座を受けてからは、

母音の方向を意識しながら声を出してみています。

 

ただ「あおうえい」と言っているだけよりも

心と体がスッキリします。

 

 

 

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演奏している時の視野はどうなっていますか?

こんにちは。

楽器演奏者&歌手専門カウンセラー

川原里沙です。

  

トランペットを吹くとき、舌は大切な役割を果たしています。

トランペットに限らず管楽器を吹くときと言ってもいいかもしれません。

 

なので、練習しながら

「今、舌はどうなっているだろう」

とよく観察しています。

 

でも注目するほど、舌を同じ位置でキープできず

不安定に動いてしまいます。

 

どうしたものかと考えていましたが・・・

ある時ふと、「自分が出している音」に注目することにしてみました。

 

そうしたら

舌を同じ位置でキープして吹き続けることができました。

 

舌がどうなっていたかも、

吹き終わった後に思い出してみたら、ちゃんと何をしていたか分かりました。

 

「自分が出している音」をちゃんと聴いていれば、

自分がしていることは全て音に現れているんだなと

当たり前のことを再確認しました。

 

舌をどう使うかだけでなく

吹くときに身体をどう使うか

どんな音を吹きたいのかをイメージしてから吹き始める

 

そうすることで

「舌」という部分に固執してしまって、狭くなってしまっている視野を

広くすることにも役に立ちます。

 

「舌の動かし方」など、一部分に注目して練習しているときにはいいですが、

曲を演奏するときなどにも同じことをしてしまうと

演奏している時の力みにもつながりやすくなります。

 

 

演奏していて力みを感じた時には

1度、周りを見渡したり、周りの音を聴いてみたりして

視野を広げてみてください。

 

そしてそのまま演奏すると、力みの軽減に役に立ちます(^^)

 

 

 

 

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